酔っぱらい
あなたが好き。
神秘的で享楽的で..
でも一途に真実を求めて、自分の道を進んでいる。
高貴な横顔は、誰も汚せない..
遠い過去に出会ったかもしれないし、
平凡な思い込みかも知れないし。
時空を超えた存在or願望or悪夢(^_-)-☆
それはお互いに時間が経ってみないと、たぶん理解らない。
でもあなたに会いたいな、抱きしめてもらいたい..
もう一度、永遠に..
仕方のない追憶
40年前の恋みたいなもの..
男の子は頭でっかちで自信の無さを抽象的な観念を得意になって駆使する事で煙に巻いたつもりで、こちらの表情を窺っている。
こちらは生身の愛が欲しいのだ。村上春樹の主人公の男の子達、クールで女の子の心理をよく知っていて、性的にも優位に立って物事を超越したように見える彼等..
あれは村上氏の願望というか或る意味理想像なのかも知れない。
10代から20代の男はもっと不器用だし。それでいいのだと思う。
あの頃の彼は私の漠然とした欲望には、応えてくれる度量と深さはなかったけれど、
今はどうしているだろう。得意げに若い女の子を口説いているのだろうか。
そういうタイプのおじさまには、たぶん、なってはいないと思う。
遠い記憶
昔、空知にあった母の実家で毎年暮れに近所の若い衆の手助けで杵と臼で餅をついていた。つきたての餅はそのまま食べると熱くて甘くて、ふはふはいって当たり前にほおばっていた。
ああいう餅にその後会ったことがない。子供の幼稚園の行事では大理石の臼。でもそれは水分を吸収しはしないし、同じ臼とは言っても出来上がったお餅は似て非なるものだった。
そういう餅と同じような失われてしまった地味なものは数知れない。
地味かつ滋味に富んだモノ達を維持することって、とても難しい。
せめて自分の中にこそ、そういうものを持ち続けたいけど、
そういうのが真の余裕ってやつだな。
Que Será, Será
人生はなるようにしかならないし、超越的存在に委ねるしかない。
自分ではコントロール出来ないのだし。
そこにこそ弱い存在たる人間の被造物性の矜持がある。
パスカルの言う葦の強さ。
光と影の矛盾と暖かさ..
Le vent se lève, il faut tenter de vivre
一泊旅行へ。定宿のホテルは中国語が飛び交っていたけど、相変わらずの上質なサービスだった。あの池のある掛け替えのない空中庭園と建物はいつまで持つだろうか。切ない大事なものほどその瞬間を愛しまないと失われてしまうのだ。大切な昔からの友人も同じ。昨日は少しだけ暑かったけど激しい南風に煽られた落ち葉に何度も頬を打たれた。今朝は一変して氷の寒さ。光と影の交錯。ほろ苦い慰め。
Le vent se lève, il faut tenter de vivre...
大好きなあなたへ
クールでへそ曲がりで、一見ぶっきらぼうなクセに、寂しがり屋さん。
大切な人ほど厳しくするのはいいけれど、度が過ぎるのはねえ。
それで一体何を確かめているのかしら..
こちらが軽く自然に慰めて欲しい時に、言葉をかけるのを躊躇してしまう。
まあそれもあなたの魅力のひとつではあるのだけど..
あなたが恋しいな。